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さよならたらこちゃん

漢方先生

漢方先生

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足をあげてはいるお風呂もなれてきた今日

わたしの明太子ちゃんは
大きくも小さくもならずにそこにいてくれた。

もう痛みもなくかゆくなってきていた。

中の分泌液ちゃんが
痛くないようにまもってくれていたんだ。


それなのに、
それなのに私は
怖さに負けて病院へいった。

病院ではいとも簡単に明太子ちゃんをつぶした。

先生は一言

「とても深いです。」

といった。
皮をはがされずるむけになった足は、
今までより何倍も痛く、熱く、歩けないほどになった。

あんなに痛くなくなってたのに。

明太子ちゃん、まもってくれててありがとう。

やっぱり君とお別れしなければよかったよ。

あまりの痛さに泣きながら帰っている

雨はそれを隠してくれている
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