輝国のミステリーハンターこと漢方先生と行く大阪5日間の旅 その⑧ 虎穴に入らずんば虎子を得ず
明日からボギーとパトラと三人でツアーだ。 ツアーだって言っても私とパトラは一日しかライブにでない。 でも5日間いる。 なぜなら・・・・・・・ もったいないからーー! ということで去年の大阪にいった日記をさも 昨日いってきたかのように いけしゃーしゃーとかける漢方先生。 あなたの時空を壊して見せよう。 明日で大阪旅行が終わる・・・・・。
あっという間の5日間だった(日記では膨大だったけど)
ただ、私達はひとつ後悔しそうなことがあった。
ホテルのすぐ近くにめちゃくちゃに気になる店があったのだ。
並んだ2つの店。
どっちも死ぬほどあやしいんですけどー!
オープンcafeといっていいのか、あけっぴろげな並んだ2軒。
左の店はどんよりと薄暗く、客はいつもいない。
一回だけ一組の客をみかけたが、
まったくなんの肉なのかわからない肉を
しゃべりもせずムシャリ、ムシャリとたべていた。

みるからに怪しいを通りこして危ない。
危険。いっちゃだめ!ってかなんの肉?!
あれ、何の肉?!
恐怖におののきながら、
その隣の店をみると、同じくオープンcafeならぬ
ジャりん子チエのほるもん屋みたいな店。

店内こそ明るいが、
柱時計が死ぬほど沢山飾ってあって、
一元様お断り感がすごい店があった。

毎日この店をみながらホテルに帰り、
凄くきになったが勇気がなく最終日。
さすがに危険すぎる左に入る勇気はなかったが、
右の店は最後の夜の思い出としてはいってみた。
マスターらしき人は目も合わせない。
おそるおそる席に座る・・・・・。
メニューもない。
マスターの後ろに缶ビールなどがならんでいる
冷蔵庫みたいなのがあるので、
パトラは缶ビールを買った。
どこの国のビールかわからないものが並んでいる。
値段は190円くらい。めちゃ安い!
私は焼酎水割りをたのんだ。
何故か2階へ焼酎を取りに行くマスター。
小さなコップにはいった焼酎をみると、
なんか浮いてる・・・・・
それはコップについてる水垢のカビみたいな茶色いやつ!!!
マスター!!アウトー!!
パイプフィニッシュで出てきそうなやつーーー!
コップのやつはダメだ。まだ安全っぽい缶ビールを買う。
外からは気づかなかったのだが、大音量でJAZZが流れている。
お洒落ー。そしてよく見ると古いものに囲まれている
店内は凄くかっこいい!!


いいじゃんここー(焼酎以外は)!
興奮気味の私達。
興奮しながら話していると、どこからか昭和歌謡がきこえてくる。
ふと音の方に目をやると、
中年のカップルがイヤホンでIPODを聞きながら、
大音量で唄をうたっているー!!
なんやこれー!カオス!
あら?!
もうひとつ声が聞こえてくる・・・・・
そちらに目をやると、
店のマスターがIPOD見ながら大音量で唄っているー!!
うそやろ?!しかもイヤホン!!
客商売で客をそっちのけにイヤホンで歌っているマスター。
中年のカップルも更に声を大きくさせ、
後ろにはJAZZがガンガンながれている。
カオスtoカオス
店内のあまりの気のふれっぷりにワクワクしていると、
中年カップルの男の方がこちらに近寄ってきた!
おののく私達の前まできて
パチン
?!え?蚊?!
蚊を落としている?!
その後も猫のように夢中でパチンパチンと蚊をたたいている。
そうしているうちにマスターも蚊を落とし始めた!!
しかも手に刺身が入っているような白いパックが握られている!!
「こいつらは生き残るために必死なんや。
手なんかでは殺されへん。これは戦いや!」
なんだかかっこいいぞマスター。
パトラをみるとぱっと顔を赤らめている。
あら、こいつ・・・・もしかして・・・・
そして私たちの席に
刺身パック(シューティングモスキートシステム)
を二つポンとおいて、
「それ使いー。」
といった。

もちろんチャレンジする私達。
なんでもいいが、本当にこのシューティングもスキーとシステム、
気持ちいいぐらいに蚊にHITする。
こうして三組の壮絶な蚊の打ち合い合戦が始まった・・・・
なんなのこれ((笑)

その後も度々中年カップルの男が
私達の方へ蚊を落としにくるのだが、
それを見て笑っていると、女の方が
「もう!あんたさっきから女の方ばっかりみてる!!」
とやきもちを焼きだした!!
それに対して放った男の言い訳に
私は飲んでいたビールをふきだしそうになった。
「なにゆーてんねん!!お前あほちゃうか!」
「俺はお前がエボラ出血熱やから一生懸命
蚊を退治してるんやないかい!!」
ズギャーーーン!!
な、なんて最新の旬な話題を取り入れた「いいわけ」だろう。
中年(女)もまんざらでもなさそうだ。まじで?(笑)
そのうち、マスターが中年カップルの席に座って会話を始めた。
気になって耳をダンボにして聞いていたが、
びっくりするほどかみ合ってなかった!!
三人とも別々の話をただひたすらに
向かいあってしていて、
私は心底びっくりしたのである!
そしてマスターがおもむろに
二階からブルガリアヨーグルトをもってきた。
(どうやら二階が居住スペースらしい)
そしたらあのドロドロのヨーグルトを箸で食べだして
分刻みで驚きすぎて目が離せないのである。
きがつくと、私もパトラもたいそうこの店が気に入っていた。
パトラにいたってはマスターラブになっていた。
ことあるごとに話しかけに行くパトラ。
「酎ハイはどれがおいしいですか?」
「俺はのめんやさかいわからへん、俺は不幸せな男や。あんた幸せやろ?」
そして、2つの100円ライターの
底と底がテープでグルグルとくっつけてある
ライターをもらってきた。宝物にしますとパトラがいうと
「そら、たいそやな。お客さんの忘れもんやから、まわりまわって
あんたのとこにきたんやろ。」
なんかわからんがかっこいい!

店内の写真もめちゃくちゃとったが、雑にならべているようで
どこをとっても絵になるし、
酒はやすいし(焼酎グラスはくさっとるけど)
袋にはいったするめなどのアテも安い(賞味期限は不明)
福岡にあったら通いそうやねー。とパトラと話した。
中年カップルが帰って客がいなくなったので、
もう閉店かと聞いてみると、
「閉店は一瞬でできへんやろ。客が帰るときが閉店や。」
かーっ、かっこいいね!!
・・・・・・・と思ったのもつかの間
それからわずか30分ぐらいで
「もうしめまーす!」
といってしめられてしまった・・・・・。
さすがだ!!
ということで大阪にいったときはおすすめですので
焼酎以外で飲みにいってみてね!
夏はシューティングフライングモスキートも楽しめるよ!
あとこの件に関するいっさいの苦情は受け付けません。

あっという間の5日間だった(日記では膨大だったけど)
ただ、私達はひとつ後悔しそうなことがあった。
ホテルのすぐ近くにめちゃくちゃに気になる店があったのだ。
並んだ2つの店。
どっちも死ぬほどあやしいんですけどー!
オープンcafeといっていいのか、あけっぴろげな並んだ2軒。
左の店はどんよりと薄暗く、客はいつもいない。
一回だけ一組の客をみかけたが、
まったくなんの肉なのかわからない肉を
しゃべりもせずムシャリ、ムシャリとたべていた。

みるからに怪しいを通りこして危ない。
危険。いっちゃだめ!ってかなんの肉?!
あれ、何の肉?!
恐怖におののきながら、
その隣の店をみると、同じくオープンcafeならぬ
ジャりん子チエのほるもん屋みたいな店。

店内こそ明るいが、
柱時計が死ぬほど沢山飾ってあって、
一元様お断り感がすごい店があった。

毎日この店をみながらホテルに帰り、
凄くきになったが勇気がなく最終日。
さすがに危険すぎる左に入る勇気はなかったが、
右の店は最後の夜の思い出としてはいってみた。
マスターらしき人は目も合わせない。
おそるおそる席に座る・・・・・。
メニューもない。
マスターの後ろに缶ビールなどがならんでいる
冷蔵庫みたいなのがあるので、
パトラは缶ビールを買った。
どこの国のビールかわからないものが並んでいる。
値段は190円くらい。めちゃ安い!
私は焼酎水割りをたのんだ。
何故か2階へ焼酎を取りに行くマスター。
小さなコップにはいった焼酎をみると、
なんか浮いてる・・・・・
それはコップについてる水垢のカビみたいな茶色いやつ!!!
マスター!!アウトー!!
パイプフィニッシュで出てきそうなやつーーー!
コップのやつはダメだ。まだ安全っぽい缶ビールを買う。
外からは気づかなかったのだが、大音量でJAZZが流れている。
お洒落ー。そしてよく見ると古いものに囲まれている
店内は凄くかっこいい!!


いいじゃんここー(焼酎以外は)!
興奮気味の私達。
興奮しながら話していると、どこからか昭和歌謡がきこえてくる。
ふと音の方に目をやると、
中年のカップルがイヤホンでIPODを聞きながら、
大音量で唄をうたっているー!!
なんやこれー!カオス!
あら?!
もうひとつ声が聞こえてくる・・・・・
そちらに目をやると、
店のマスターがIPOD見ながら大音量で唄っているー!!
うそやろ?!しかもイヤホン!!
客商売で客をそっちのけにイヤホンで歌っているマスター。
中年のカップルも更に声を大きくさせ、
後ろにはJAZZがガンガンながれている。
カオスtoカオス
店内のあまりの気のふれっぷりにワクワクしていると、
中年カップルの男の方がこちらに近寄ってきた!
おののく私達の前まできて
パチン
?!え?蚊?!
蚊を落としている?!
その後も猫のように夢中でパチンパチンと蚊をたたいている。
そうしているうちにマスターも蚊を落とし始めた!!
しかも手に刺身が入っているような白いパックが握られている!!
「こいつらは生き残るために必死なんや。
手なんかでは殺されへん。これは戦いや!」
なんだかかっこいいぞマスター。
パトラをみるとぱっと顔を赤らめている。
あら、こいつ・・・・もしかして・・・・
そして私たちの席に
刺身パック(シューティングモスキートシステム)
を二つポンとおいて、
「それ使いー。」
といった。

もちろんチャレンジする私達。
なんでもいいが、本当にこのシューティングもスキーとシステム、
気持ちいいぐらいに蚊にHITする。
こうして三組の壮絶な蚊の打ち合い合戦が始まった・・・・
なんなのこれ((笑)

その後も度々中年カップルの男が
私達の方へ蚊を落としにくるのだが、
それを見て笑っていると、女の方が
「もう!あんたさっきから女の方ばっかりみてる!!」
とやきもちを焼きだした!!
それに対して放った男の言い訳に
私は飲んでいたビールをふきだしそうになった。
「なにゆーてんねん!!お前あほちゃうか!」
「俺はお前がエボラ出血熱やから一生懸命
蚊を退治してるんやないかい!!」
ズギャーーーン!!
な、なんて最新の旬な話題を取り入れた「いいわけ」だろう。
中年(女)もまんざらでもなさそうだ。まじで?(笑)
そのうち、マスターが中年カップルの席に座って会話を始めた。
気になって耳をダンボにして聞いていたが、
びっくりするほどかみ合ってなかった!!
三人とも別々の話をただひたすらに
向かいあってしていて、
私は心底びっくりしたのである!
そしてマスターがおもむろに
二階からブルガリアヨーグルトをもってきた。
(どうやら二階が居住スペースらしい)
そしたらあのドロドロのヨーグルトを箸で食べだして
分刻みで驚きすぎて目が離せないのである。
きがつくと、私もパトラもたいそうこの店が気に入っていた。
パトラにいたってはマスターラブになっていた。
ことあるごとに話しかけに行くパトラ。
「酎ハイはどれがおいしいですか?」
「俺はのめんやさかいわからへん、俺は不幸せな男や。あんた幸せやろ?」
そして、2つの100円ライターの
底と底がテープでグルグルとくっつけてある
ライターをもらってきた。宝物にしますとパトラがいうと
「そら、たいそやな。お客さんの忘れもんやから、まわりまわって
あんたのとこにきたんやろ。」
なんかわからんがかっこいい!

店内の写真もめちゃくちゃとったが、雑にならべているようで
どこをとっても絵になるし、
酒はやすいし(焼酎グラスはくさっとるけど)
袋にはいったするめなどのアテも安い(賞味期限は不明)
福岡にあったら通いそうやねー。とパトラと話した。
中年カップルが帰って客がいなくなったので、
もう閉店かと聞いてみると、
「閉店は一瞬でできへんやろ。客が帰るときが閉店や。」
かーっ、かっこいいね!!
・・・・・・・と思ったのもつかの間
それからわずか30分ぐらいで
「もうしめまーす!」
といってしめられてしまった・・・・・。
さすがだ!!
ということで大阪にいったときはおすすめですので
焼酎以外で飲みにいってみてね!
夏はシューティングフライングモスキートも楽しめるよ!
あとこの件に関するいっさいの苦情は受け付けません。

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