輝国のミステリーハンターこと漢方先生と行く大阪５日間の旅　その12　時が止まった場所

漢方先生

2015-07-09

時計の針が10分の1の速さで動いているような
昭和の時代の景色。

飛田新地

その場所は、手前にあるジャンジャン横丁の

活気ある景色とうってかわって、

時が止まったかのような静けさ。

なんともいえない雰囲気をかもしだしている。

通常ガイドブックやネットでは危険な場所とされており、

その風情ある景色を写真におさめようと携帯をだしたりすれば、

どこからかこわい人がやってくるらしく、

道で携帯を出すのはやめた方がいいとまで言われている。

本当にここは日本ですか？

この雰囲気を守るにはしかたがないのかもしれないね。

町はズラッと料亭という名の置屋が並び、

ひらかれた一階にはアイドル級にきれいな女の人が座っており、
その横でおばあさんみたいな人がおいでおいでをしている。

この一角だけで昭和初期には200軒ほどの店があったらしい。

今回私が行きたかった場所は、

この飛田新地の一番奥にあるたいよし百番というお店だ。

ここは元遊郭だった。

当時の建築をそのまま残し、

飲み屋としてつかっているというとっても貴重な建築物。

今回は2度目の来店だ。

何故2度目かというと、
どうしてもここでパトラーキー先生に
アー写をとってほしかったからである。

そしてこの建築美をオリンパスのドラマチックモードで

おさめたかったのだ。

店内はあまり修復などがされていないため、

結構なボロボロ具合だが、
世界遺産にも認定されている当時の建築技術の数々！！
すごくかっこいい！！！

たぶんこのボロボロさなら、

近年朽ち果ててしまいそうだ。

軍艦島も私達がアー写をとったときはかろうじて

上陸できたが、その後の台風の影響で
さらに上陸が難しくなっている。

朽ち果てるものに対しては、

早く行かないと見れなくなることもあるのだ。

この店は自分たちのご飯を食べた後は、

お客さんがいなければ、勝手に他の部屋にはいって
写真をとっていいシステム。

赤髪の着物でクチビルゲのような先生に

遭遇した日にゃ、客も肝を冷やすと思うので、
見つからないように迅速に写真を撮っていく。

パトラーキー先生の手腕もあり、
とても私好みの写真がとれた。

パトラーキー先生も漢方先生になりきってパシャり。

なぜか同じものを着ているのに

エロい！！

さすが塩ナメサーだ。

行きはやはり危ないとの事で、タクシーを使ったが、

帰りは酔っ払っていたのもあって、

危ないとされる地域を歩いて帰った。

その後テレビで危険地帯として
女子は絶対だめと特集されていて、ぞっとしたけど(笑)

良いこのみんなはマネしないでね！

たいよし百番はおすすめなのでタクシーで行きましょう。
※要予約。予約時に注文もしなくてはいけません。

お鍋はこれでもかというボリュームです。
カレー鍋おすすめです。

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