あちらってどちら

漢方先生

漢方先生

今日、昼のランチにいっていたところ、
隣に座っていたおばちゃん二人組みが
おしながきを倒し、先生のテーブルのほうに

「酢醤油」

が派手にこぼれた。

おばちゃんたちはあわてて

「まあまあ、ごめんなさいね。つかなかった?」

と繰り返しいってくれ、しかもお品書きをおく店が
悪いとまでいってたので、よほどあせってるんだろうと
おもった。

先生割とそういうのはどうでもいいタイプで、
服についたわけじゃないし、
まあ私もドジっこ同士、

「あるあるーー」

という気分だった。

だから凄くにこやかに

「いや大丈夫です。本当に。」

といった。


だがしかし次の瞬間


おばちゃんが私の顔をみて、


「はっ!」


とした顔をあきらかにしたのちに
とんでもないことを言いだしたのである。


「あら、あなたもしかしてあちらの方?」


ぬぉー!ふざけたことをぬかしよって。
大体さっき日本語話しよったのきいとるやろう!

ねえ、流暢やったやろう?


なのにきわめつけでおばちゃんが
顔を高潮させていった言葉を私はわすれないだろう。


「ホワッツユアネーム、うふ」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ふっ酢醤油が目にしみるぜ。

私はテロのようにまかれた酢醤油をふきながら、
泣きそうになるのをこらえるのであった・・・・。
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