漢方先生の実はこんなところに行っていた その2葛飾柴又
ロングロングアゴー葛飾柴又にいった。
もちろん寅さん目当てなのだが、先生寅さん見たことなかった。
ただアトリエてらたやパトラから、
寅さんにたまに出てくる女中役の人が、かなりパンチの強い人らしく、
めちゃくちゃ似ているといわれ気にはなっていた。
画像を見せてもらうとたしかにパンチ具合がにている。
とおもったが、さらに似ていた。
彼女も日本人だし、出身福岡だし、
本当のお母さんかもしれない・・・。マジで。
と話はそれたが、寅さんの一作目を見た。
思った以上のだめんずっぷり!
逆切れしまくるし、妹にも手をあげるし、
すねまくるし、怒ってでていっても、簡単に帰ってくるし、
ひどいもんだ。ほんとにこれが国民のお兄ちゃんなのか。
と思っていたのだが、最後までみると
なぜか愛しく感じてしまうのは渥美清の力量か。
代役がきかないのも納得である。
さて柴又につくと寅さんの銅像。左足の草履は
脱げそうで脱げない=落ちない
との事で左足をなでるのが受験生に人気だったが、
いつのまにか縁起がいいと一般にも広まったらしい。
だから左足だけピッカピカ!
先生もこれでもかと触ってきたよ。
寅さんにでてくる町並みは実際の柴又の町並みなので、
映画に出てくる店などがそのまま実在しており
自然とテンションが上がる。
ランチは夢の競演といっても過言ではない、
かつ丼と天丼のハーモニー。味は割とあっさり。
草団子が異様においしかった!
寅さんがでていくときによく出てくる矢切の渡し。
つれてぇ~に~げ~て~よー。
のあれである。
笠をかぶった船頭さんがいて、風情溢れる感じなんだろうなー
とおもっていると・・・・
ニートみたいな男がぽつりと船に立っていた。
そこまで大きくない川を渡って帰るだけのため、
どうしても乗りたいパトラに
「矢切の渡しにのって小さくなっていく様を、岸から動画とってあげるから
一人で行っておいで。」
と言ってみたが、さみしい~お金だすからぁ~
という事で乗ることにした。
乗る手前には沢山注意書きがしてあり、
音楽もなりません。説明も一切いたしません
というような事が書いてある。
いや、川を言って帰ってくるだけで観光名所なんだから
何か一言小ネタでも話したらいいのに・・・・
と思いつつ、ニートからやっと社会に出てきたばかりで、
コミュニケーションも難しいのだろうと勝手に想像を膨らまし
応援するような気持で船にのった。
こちらからも話しかけないよう気を使ったけど、
ちょうど川の半分渡ったくらいから、
いきなりお兄さんが話し始めたーー!
そこからはずっとお兄さんのターン!
毒っ気たっぷりの小ネタはすごくおもしろかったので、
乗ったことがない方は(いつもしゃべるかわからんが)是非。あの注意書きなんだったんだ。
帰りに謎のオブジェを発見。何気に一番お気に入りポイント。
それからは寅さん記念館で映画のセットのような
とらやで団子屋をきどったりして遊んだ。
思った以上に楽しかったよ!
へい、らっしゃい!
ユウスケくん電話してってよ!(笑)
撮った時はまだ生きてたけど、もう今は亡きたっちゃんの漬物人形にテンションが上がる
このコロナの機会に寅さん全部見ようかな。